退職後、セカンドステージに綾町のみかん山を丸ごと購入し、
みかん園を経営されている有木さんは、
1日1日が短くてあっという間に過ぎてしまうと。
夏の間は3日に1度はミカンの木の下草を刈り、汗びっしょりになり、
晩酌がおいしくてたまらないそうです。
雨が降ったら、ジャムづくりや罠を仕掛ける準備に。
仕掛けた罠には、アナグマやカラスなど多種にわたって入っているそうで。
確かに、みかんの木の下には、アナグマがみかんをもいで
器用にむいて食べたのか、皮だけが落ちていて。
お宅にお邪魔したら、ベランダの横の柿の木から
食べごろの柿をもいで、ごちそうしてくださいました。
コロナ禍で民泊事業もしばらくお休み中ですが、
畑で野菜を育て、木を伐り、薪を蓄え、薪ストーブで暖を取り、
日向夏に一つずつ袋をかぶせて収穫を待つ。
なんて暮らし、是非子どもたちに体験させたいなと思いました。